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デング熱 代々木公園封鎖へ 感染経路 [病気]

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今話題のデング熱、調査が進んでいた代々木公園で、ついに、というかとうとうとう、ウイルスを持つ蚊が検出されました。
今までの感染者が代々木公園やその付近を訪れていることを含み、これで今回騒動の感染経路の大元が、代々木公園である、ということが裏付けされたわけです。


・では代々木公園はどうなる?
代々木公園内のどこにウイルスをもった蚊がいるのか特定できるか、というとそれはできないんですね。

これまでの感染者について、各々蚊に刺されたと思わる場所を調べてみると、代々木公園南側の渋谷門近くで刺された可能性のある人や、いや渋谷門付近は訪れていない、という人もいたりして、結果場所は特定できず。複数個所にウイルスを持った蚊がいるであろう、ということになります。

ということから、新たな感染を防ぐため本日9月4日の2時から、一部を除いて公園は封鎖となりました。まぁ、そうでしょう。
ただ、代々木公園、といっても道路をはさんだ陸上競技場や野外ステージのある場所については、この封鎖に含まれてません。場所が離れてるので対象外なのですね。

封鎖期間の終わりはまだ分かりませんが、ウイルスを媒介する蚊「ヒトスジシマカ」の活動期間は5月~11月。
ということは、安全を期して今年いっぱいぐらいは封鎖期間となるかもしれません。

ちなみに、後で言えば何とでも言えるんですが、代々木公園というのは前から言われていたので、今回の封鎖決定以前に仮封鎖、ということはできなかったんでしょうか?とちょっとだけ思います。

・なぜ代々木公園から?
報道を見ていて、ずっと不思議だったのがその感染経路。

代々木公園というキーワードは前から出てましたが、なぜ代々木公園からなのかがずっと気になってました。とそこへ産経新聞の記事から、

 ・まず海外で感染した人が代々木公園を訪れた
 ・その際に複数の蚊に刺されてその蚊がウイルスを持っていった。
 ・そのウイルスを持っていった蚊が更に他の人を刺した
 ・結果、刺された人がデング熱に感染した

と考えられるとか。

大元はデング熱の流行地、南の国で感染し、感染しても症状がでない人も多いので、そのまま日本へ入国して代々木公園へいって蚊に刺された、と考えるのが普通かも。


・今後の被害の拡大は?
感染経路については、確かに言われてみればその通り。

でも同じように考えると、代々木公園へ行ってウイルスを持つ蚊にさされて感染した人。今回感染したと確認されている人は9月4日時点で50名以上にのぼりますが、デング熱に感染して症状が出る人は10%~50%と言われています。

ということは、この50名ほどの人がこの症状があわられた「10%~50%」にあたるとすると、残りの「90%~50%」は何人ぐらいに相当するのでしょうか?
ちょっと逆算すしてみると「450~50人ぐらい」となりますね。およそこのぐらいの人達が代々木公園で感染して自覚症状なしどこにいるか分からない、っていうことになります。

仮にこの自覚症状がない人達が、地元に戻って更に蚊に刺されてその蚊が更に更に別の人を指す、などと考えると、まだまだ予断を許さない状況、っていうのが良く分かります。

何か自覚症状が少しでもあったら病院で見てもらうのが一番! 夏の蚊にはご用心。


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